ワインの楽しみ方には産地、葡萄の種類、生産者、生産年などあります。今回はブルゴーニュ地方のピノノワール、1989年物を開けてみようと思います。1989年物ですので、約26年の月日が経過しています。時間が経つほど美味しくなるとは限らないのですが、時間の経過に伴う味の変化を感じることができます。ワインは、「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール (ルー・デュモン・レア・セレクション)(1989)」です。
ワインの飲み頃というのは、ワインごとに違います。ブドウの種類やワインの生産過程などに依存します。店頭に並んでいるワインは2~5年前ぐらいに生産されたものが多いと思います。それらワインは特に寝かせなくても美味しく飲むことができます。そもそも寝かせなければ飲めないワインは、生産者の貯蔵庫で寝かせています。
大きなワインショップでは、20年物など生産年から長い時間の経過した古酒を取り扱っていることがあります。ただ、その希少性から値段が高くなりがちです。
ところが、マンガ 神の雫のも登場するフランス ブルゴーニュのワインネゴシアン 仲田さんやルーデュモン社の協力により、20年を超えるような古酒をお手軽な価格で楽しむことができるのです!!
仲田さんについては、下記楽天ショップの検索キーワードを"仲田"とすれば詳しく分かります。 私がいつも利用しているワインショップ(通販)です。
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール (ルー・デュモン・レア・セレクション) 1989です。 諸事情で生産者の貯蔵庫に眠っていたようなワインのうち、優れたものを選りすぐって日本に輸入したものです。生産者は明かされず、ルーデュモン社で共通ラベルを貼っています。約2800円。 |
長期間寝かされてたワインは味がまろやかになる傾向にあります。熟成が進むことで新たな味わい・香りが加わり、複雑な味わい・香りを生み出します。見た目の特徴は、出来立てワインが鮮やかなピンク色なのに対し、古酒は褐色(黄色味)を帯びてきます。並べてみると、色の違いがよく分かります。(ワインの淵が褐色がかっていることが分かります。)
今回のワイン
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール (ルー・デュモン・レア・セレクション)
ぶどう品種:ピノノワール
地域 : AOC ブルゴーニュ
ボディ : ライト★★★★☆ヘビィ
渋み : ★☆☆☆☆
酸味 : ★★★★☆
香り : グラスに注ぐと、ベリー系の甘い香りと軽い樽香がふわっと広がる
旨さ : ★★★★☆
ブルゴーニュの古酒。長い時を経たまろやかさが口に広がります。ピノノワールの特徴がよく出ており、分かりやすいワインです。後味に若干渋さが残ります。
今回はカプレーゼ(トマト、モッツァレラチーズ、バジル、オリーブオイルを合わせたもの)に合わせました。モッツァレラとトマトの淡白さとピノノワールの酸味がよく合いました。
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