椿ライン(県道75号線)は湯河原と箱根ターンパイクの出口のある大観山をつなぐ道です。海岸から大観山まで距離20km 標高差1000m 平均勾配5%。比較的緩やかな勾配で、距離も20kmとお手軽。さらに景色がよいので自転車乗りに人気のコースです。
今回は湯河原までは車で行き、そこからロードバイク(FELT F75)で大観山にあるMAZDAスカイラウンジまで行ってきました。止まりそうなぐらいゆっくりでしたが何とか完走できました!!富士山は見えませんでしたが、芦ノ湖が綺麗でしたよ~。
湯河原 椿ライン
湯河原は静岡東部伊豆半島にあります。温泉やミカンが有名で、隣の熱海と共に人気の観光地になっています。
小田原~湯河原間は道路が狭くアップダウンが多いので、自転車での走行にはあまり向いていません。無理をしたくない場合には電車もしくは車がおすすめです。
湯河原に着くまでに疲れてしまっては困るので、今回は湯河原まで車でいきました。
椿ライン(県道75号線)は湯河原から大観山まで続いています。勾配がゆるやかで適度なカーブが続いており、自転車だけでなくバイク乗りにも人気のコースです。ロードバイクで走っていると、多くのバイクとすれ違いました(追い抜かれました)。
万葉公園第二駐車場
湯河原は観光地なので駐車場はあちこちにあります。なんとなく万葉公園第二駐車場(100円/時間)からスタートしました。県道75号線沿いにあるので、分かりやすい駐車場です。日帰り温泉施設である「こごめの湯」がすぐ近くにあるので、帰ってきたときに温泉で汗を流せるのも◎。
万葉公園第二駐車場は標高100mほどですので、大観山まで約900mを上ることになります。
駐車場からしばらく湯河原の温泉街を走ります。この区間は勾配がちょっとあります。途中で椿ラインと湯河原パークウェイの分かれ道がありますが、大きな道路標識があるので、間違えることはないでしょう。
ここが湯河原パークウェイと椿ラインの分かれ道。右に曲がります。
椿ラインの平均勾配は5%です。勾配の変化がほとんどなく、最後まで同じような勾配が続きます。久しぶりのヒルクライムなので、坂道に入るとすぐに心拍数上昇。心が折れそうになりました。(>_<)
しか~し、amazon prime videoで弱虫ペダル(会員は無料)を全話見たばかり。第7話で小野田坂道君が今泉君と鳴子君を追いかけるシーンを思い出します。
金城「(追いつきたいんなら、) だったら、もう30回転ケイデンスをあげろ。」
坂道「はい!ケイデンス!上げます!」
自分に暗示をかけケイデンスを上げました!! ケイデンスが20回転ほどあがる!!それは10秒ほどしか持ちませんでした!! モチベーションだけでは無理でした。(>_<)
とはいえ、次第に勾配にも慣れ心拍数が落ち着き、のんびりと上ります。
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椿ラインは景色が良いのも◎。標高が高くなるに連れ、温泉街や相模湾を見下ろせます。途中に休憩所(トイレ・売店)はないので、必要なものは持って上りましょう。
MAZDAスカイラウンジ
椿ラインは箱根ターンパイクの出口と合流します。交差点にはMAZDAスカイラウンジがあります。この日はバイクがたくさん!!
ここではお土産を買ったり、食事をとることができます。
スカイラウンジでソフトクリームを買って一休み。富士山は見えませんでしたが、芦ノ湖が綺麗でした。
電車で湯河原まで来た場合、芦ノ湖・箱根経由で帰るのも良いですね。
最後に
椿ラインはそれほど車・バイクが走っておらず、安全にヒルクライムを楽しむことができました。表ヤビツ峠より距離は長いですが勾配は穏やかなので、自転車初級者のヒルクライムにぴったりです。
すぐ近くに芦ノ湖、箱根がありますので、箱根観光や箱根ヒルクライムも楽しめるコースにすることもできます。