バッテリ容量15600mAhは伊達じゃない!!CHOETECH モバイルバッテリー B611Q - ガジェット
現在の生活は電子機器に囲まれています。そんな中でも、これら(スマホ、タブレット、ウォークマン、電動歯ブラシ)は毎日使うので、電池が切れたら困ります。しかしながら、これらは(商品によっては)USBケーブルを使って充電しているので、USBポートを持ったモバイルバッテリーがあれば、どこでも充電することができ、電池切れの心配がなくなります。
今回は、CHOETECH(チョーテック)のモバイルバッテリー B611Q (バッテリー容量 15600mAh)を紹介します。
モバイルバッテリーとは、コンセントがない屋外などの場所でもスマートフォンなどの電子機器を充電することができる、小型のバッテリー(充電電池のようなもの)です。日常のバッテリー切れ、停電や災害時にも役立ちます。
この度、CHOETECH B611Qを提供いただきましたので、商品の紹介をします。
目次
基本SPEC
商品の基本スペックはこちらです。
項目 | 詳細 | 一言メモ |
製品カテゴリ | モバイルバッテリー | |
型番 | B611Q | |
バッテリー容量 | 15600mAh | xperia z3 compact 2600mAh 6回フル充電可能ということになる。実使用では5回前後ぐらいでした。 |
出力ポート |
USB端子x2 1. 5V1A 2. 5V2.4A, 9V1.7A, 12V1.3A (Quick Charge 2.0対応) |
2台同時に充電できます。QC2.0対応で充電スピードが速いです。 |
入力ポート |
MicroUSBx1 (Quick Chage 2.0対応) Lightningx1 |
iPhoneユーザに便利なlightning対応。 |
その他 | Samsung製18650 2600mAセル x6 | 大手メーカーのバッテリセルということで安心できるかな。 |
その他 | バッテリー残量表示LED | 4つのLEDがあり25%刻みで残量が分かる。 |
寸法 | 145mm×74mm×20mm | 大容量バッテリーだけあってでかいです。 |
重量 | 356g | 大容量バッテリーだけあって重いです。 |
付属品 | USBケーブル, 取扱説明書 | コンセント側は自分で用意する必要あり。スマホのもので代用可能。 |
バッテリー容量
バッテリー容量は15600mAhです。この15600mAhでどれくらい充電できるかまとめてみました。
xperia z3 compact | 2600mAh | 充電6回分ぐらい。 |
第4世代iPad | 6500mAh | 充電2回分と少しあまるぐらい。 |
Transbook T90CHI |
約18000mAh (2ch情報) |
充電80%分ぐらい。 |
バッテリー製品に関して、充電回数はSPEC通りにはならないものです。モバイルバッテリー側で、出力電圧まで電圧を上げるときにロスが発生しています。また、スマホなど充電する側でもロスが発生しています。
実際に、このモバイルバッテリーフル充電の状態で、XPERIA Z3 compactに約5回の充電を行うことができました。これぐらいできれば実運用上は困ることなさそうですね。
一日一回充電を行うペースであれば、モバイルバッテリーを持ち歩くことで、約1週間は運用が可能になります。家族で2泊3日程度の旅行、個人で1週間程度の海外旅行なら、このモバイルバッテリーがあれば、コンセントからの充電いらずになりそうです。
これだけ大きなバッテリー容量になると、いつ充電したらよいか分からなくなりそうです。本機には4つのLEDがついており、25%刻みでバッテリー残量が分かります。これにより、充電タイミングを逃さず、いざというときのバッテリー切れ防ぐことができます。
Quick Charge 2.0について
Quick Charge 2.0(以後 QC2.0)とは、米Quallcommが開発したスマートフォン/タブレットの高速充電規格です。同規格に対応した端末、充電器を組み合わせて使用することで、高速に充電を行うことができます。
ドコモの端末ですと、2014年夏モデル(急速充電2といっていたもの)から対応しているようです。私が普段使っているXPERIA Z3 compactも対応しており、QC2.0非対応に比べ、25%充電が早くなるようです。
2つの入力ポート
このモバイルバッテリーを充電するために、2つのポートが用意されています。1つがmicroUSB(メス)、もう一つがlightning(メス)です。
iphoneユーザーはlightningケーブルを所有していれば、モバイルバッテリからiphoneに充電することも、電源からモバイルバッテリに充電することも、ケーブル1本で行うことができます。androidユーザーはmicroUSBケーブルで充電ですね。
本商品にはコンセントから電源をとる部品が付属していません。こちらの部品は自分で用意する必要があります。スマホを持っていれば、それで代用できます。
電源アダプタの種類によって、充電時間が変わります。
USB1.0 USB2.0 USB3.0 |
100mA 500mA 900mA |
左記は規格値であって、実際はもっと出力できるものもある。 |
急速充電タイプアダプタ | 5V 1.8~2.4A | android 1.8A, apple 2.4Aなど。 |
QC2.0対応アダプタ |
9V ?A 12V ?A |
他レビューで1Aほど流れていたとのこと。 |
うちには急速充電タイプアダプタ(5V 2A)があります。これだと充電に8時間程度かかりました。QC2.0での充電は試すことができていませんが、25%時間が短くなるとすると、6時間程度に短縮されるでしょうか。
夜に充電することが多いのであまり充電時間は気になりませんが、QC2.0によりだいぶ充電時間が短くなりそうなので助かります。
2つの出力ポート
2つのUSBポートがついており、スマホなどを2台同時に充電することができます。青く見えるUSBポートがQuick Charge 2.0に対応したポートです。もう一方のQC2.0非対応のポートは5V1Aの充電能力となります。
xperia z3 compact (2600mAh)はQC2.0対応です。QC2.0対応ポートに接続し、モバイルバッテリーの電源ボタンを押すと充電が始まります。約2時間ほど経つとモバイルバッテリの電源が落ち(LEDが消灯し)、XPERIA Z3 compactはフル充電されていました。85%充電であれば1時間半程度であり、そこからは充電がゆっくりになるようです。
QC2.0により、XPERIA Z3 compactの85%充電が1時間半で済むので、時間がないときは助かります。また出力ポートが2つ付いているので、家族・友人と出かけた時にも同時に充電ができ便利です。
大きさ・重さ
このモバイルバッテリの大きさは、XPERIA Z3 compact、もしくはiphone6より少し大きく、XPERIA Z3 と同じくらいです。厚さは、これらスマホの約3倍です。重さは、これらスマホの約2.5倍、Transbook T90CHIやiPad Proの約半分です。
このモバイルバッテリーは、カバンには問題なく入る大きさですが、スマホの2.5倍程度の重さがあり結構負担です。(特に、スマホに加え、Transbook T90CHIも一緒に持ち歩いているので。)
B611Q | 145mm×74mm×20mm | 356g |
XPERIA Z3 compact | 127㎜×65㎜× 8.6㎜ | 129g |
XPERIA Z3 | 147㎜×73㎜×7.4㎜ | 159g |
iphone6s | 138mm×67mm× 6.9mm | 129g |
Transbook T90CHI | - | 729g |
iPad Pro | - | 713g |
最後に
CHOETECH モバイルバッテリー B611Qの15600mAhというバッテリー容量はスマホにとどまらず、多くの電子機器の充電を担ってくれるでしょう。2つの出力ポートが家族・友人と出かけた際にも活躍してくれると思います。
電子機器を多く持ち歩いている方、何人かで出かけることが多い方、B611Qを試してみてはいかがでしょうか?
会社情報
CHOETECHという会社は2012年に設立された中国の会社です。オフィスは香港の北に位置する深圳(Shenzhen)にあります。現在はスマートフォン・タブレット向けのワイヤレス充電器やマルチポートUSB充電器を中心に取り扱っています。
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