2017夏の最後、ロードバイク遠征はろんぐらいだぁす!聖地巡礼 渋峠!!
青春18切符を使い、長野原草津口駅へ。そこから草津温泉を通り、渋峠(渋峠ホテル)まで33km。天候・景色とも最高でした!!
コース
交通費を安く抑えたかったので、青春18切符を使い、辻堂から長野原草津口駅(標高658.3m)まで輪行です。そこから国道292号線(日本ロマンチック街道)を走り、道の駅 草津運動茶屋公園(標高 1239m)へ。さらに国道292号線を進み、草津白根レストハウス(標高2010m)の横を通り、渋峠(日本国道最高地点2172m)まで。ついでに少し先にある渋峠ホテルで一休みです。標高差1514m、距離33kmです。
輪行
朝一番に鈍行(各駅停車)で長野原草津口駅に向かう場合、
- 横浜駅 京浜東北線 0422発、上野駅 0509着
- 上野駅 高崎線 0513発、高崎駅 0655着
- 高崎駅 上越線 0726発、長野原草津口駅 0849着
辻堂駅東海道線上りの始発は0500。これでは横浜0422に間に合いません。迷ったあげく、前日夜に上野駅に移動し、マンガ喫茶で仮眠することにしました。お世話になったのは、「カスタマカフェ上野店」。個室は満室でしたので、オープン席です。まあ仮眠であれば、問題無し。
以前、会社の友人と歩いた上野の飲み屋街が懐かしい。
上野駅発高崎行き上越線の列車は、0500過ぎにホームに来た。朝早くではあるが、乗客はそれなりにいる。輪行であれば、早めにホームに並び、良い席を確保したい。
高崎駅では30分待ち。ホームにある立ち食いソバが開いていた!!かけそば(確か260円)をいただく。
かけそば。2時間後のヒルクライムのエネルギーとなってくれるはず。
長野草津口駅
同じ電車にはロードバイク乗りが10人ほどいたようだ。 みんな自転車を組み立てる。電車移動中に来ていた服はコインロッカーへ。コインロッカー(1回400円)は10個ほど。長野原草津口駅利用者が多いときは、空いていないかもしれない。
駅隣には喫茶店がある。が、まずは大津のセブンイレブンに向かう。
- 長野原草津口駅 0915発
- 草津温泉 10:40着
- 渋峠(渋峠ホテル) 13:00着
- 往路約4時間、渋峠ホテル約1時間、復路約1時間半
- 長野原草津口駅 15:30着
セブンイレブン長野原大津店。草津温泉までにコンビニが一軒あるが、まずはここで補給。ここからヒルクライムが始まる。
大津から6.4kmほど坂を上ると、セブンイレブン群馬草津前口店がある。
草津温泉まではgarminサイコンによると、8%ぐらいの勾配がほとんど、ときどき10%の勾配がある。脚を温存するために、インナーローで時速8~10km程度でのんびり上がる。
道幅は広くはないが狭くもない。車は結構通るが、道路としては安全なほうだと思う。
富士スバルラインに向かう道にもあるメロディーライン。上りの道路だけ溝が掘ってある。ロードバイクの隣を走る車がメロディを奏でてくれた♪
草津温泉
大津から10kmほどでセブンイレブン群馬草津文京店に到着する。この先のロープウェイ乗り場・レストハウスで飲み物・食べ物の補給はできるが、このコンビニで万全の準備をしておきたい。
草津温泉から白根火山ロープウェイ間は勾配6%ぐらいの緩い上り。木々に包まれて景色は見えない。
白根火山ロープウェイ乗り場の少し先の殺生自然遊歩道入口付近は硫化水素ガスが多く、駐停車禁止となっている。確かに硫黄臭が強力。
殺生河原を過ぎると、森林限界を越えたのか、背の高い木はなくなる。ただ背の低い緑の木々は多く、道路の灰色とのコントラストがきれいだ。
ここからは6%~8%ぐらいの勾配を上がっていく。先は長いので、無理しないでゆっくり上がる。とはいえ、太ももが痛くなってきた。
ときどきある駐車場からは今まで走ってきた道を見下ろすができる。随分と標高が高いところまで走ってきたものだ。
渋峠 日本国道最高点
多くの観客が訪れている草津白根レストハウス(標高2010m)を越え、さらに上がっていくと、日本国道最高点(2172m)を示すオブジェクトがある駐車場に到着します。
車、オートバイ、自転車と多くの方で賑わっていました。
渋峠ホテル
渋峠リフトの向かいには群馬県と長野県の県境に建つ渋峠ホテル(標高2152m)があります。
マンガ「ろんぐらいだぁす!」にも出てくる看板犬「インディー」と「マーカス(息子)」もお出迎え。
渋ホテルでパンとカフェオレで疲れを癒します。それに日本国道最高地点到達証明(100円)をもらいました。
復路
往路は約4時間、復路は約1時間半でした。車はそれほど多くなく、道幅が広いので、ある程度スピードで下ることができます。ただ、カーブを曲がりきれないと大変なことになるので、しっかりとブレーキを効かせて下りました。
途中、草津温泉湯畑に寄りました。
- 長野原草津口駅 着 15:30
- 長野原草津口駅 発 16:39
- 高崎駅 着 1802、発1814
- 辻堂駅 着 2105
気温・防寒対策
よく晴れた9月上旬、草津温泉辺りは22℃、国道最高点付近は12℃ぐらいでした。草津白根レストハウスを少し行ったところから、急に冷たい空気に変わりました。この日は長袖サイクルジャージにウィンドブレーカーがあれば十分ぐらいでした。(オルトリーブのサドルバッグ(5000円)にウィンドブレークジャケット入れていたが着なかった。)
天候が悪く涼しい日の場合は、しっかりとした寒さ対策が必要と思います。
最後に
標高差1500m、距離30km、勾配約8%はゆっくり上がっても大変でした。とはいえ、最初の考えたペース・疲労で走り切ることができました。天気、景色に恵まれ、最高のサイクリングを楽しむことができました!!
渋峠ホテルでは、肉眼でも天の川が見えるようなので、車で星空を見にいくのも良さそうです。
その他
オルトリーブのサドルバッグ Lストレート(約5000円)。基本工具セット、ウィンドブレーカー、ウィンドブレークジャージジャケットが入りました。(まだまだ入る。) ただ、自分の場合はサドルが低く、タイヤとサドルバッグが接触してしまいました。そこで、輪行バッグ付属のひもでサドルバッグ底面とサドル側に引き寄せて対応しました。
モンベルリンコウバッグ(約5000円)自体は横置きタイプですが、輪行では設置面積に優れる縦置きしています。