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愛車を錆びさせない!! 自転車置き場を単管パイプで自作(DIY)

 茅ケ崎市は「湘南の北京」と呼ばれるぐらい自転車利用率が高いです。うちには5台の自転車がありますが、屋外に置いており雨ざらしになっていました。自転車を錆びさせず長持ちさせるために、自転車置き場を自作(DIY)しました!!

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自転車置き場は必要か

 茅ケ崎市民にとって自転車は主な移動手段です。東京のような電車網がありませんし、バスは便利ではありますが、あまり起伏がない地形ですので好きなところに行ける自転車が一番です!!

 一般的な軽快車(ママチャリ)はスチールでできているため、雨にさらされていると錆びてしまいます。また、湘南地区の海沿いでは海からの潮風で錆びやすい状況にあります。 (うちは海から近くはないです。)

  学生はもちろん、大人になってからも自転車を使うので、自転車を長持ちさせるために自転車置き場は必要となります。

 

自転車置き場 既製品

 「DIYなんて面倒だ」という人は既製品が便利です。

  簡易的に雨を防ぐのであれば、下記のようなものがアマゾンで8000円前後で売っています。ただ、重量がなさそうなので風が強いときに倒れそうですし、これを5台分並べるのはいかがなものかと躊躇しました。

 

 下記のような本格的なものですと、スチール製でしっかりしており、価格も50000円前後で買うことができます。土地が広ければ商品としては申し分ないのですが、うちの自転車置き場スペースは細長いので、ちょっと置けそうにありません。

 

自転車置き場 構想

 既製品ではうちの都合に合うのが見つからなかったため、DIYで自転車置き場を作ることにしました。主な材料として、木材、イレクター、単管パイプが思いつきました。 

  • 木材             : 加工がしやすい。安い。ねじによる固定。
  • イレクター  : 加工(カット)はしやすい。割高。雨で内部が錆びる。
  • 単管パイプ  : 加工(カット)は可能。接続はジョイントを使用。それほど高くない。防錆。ジョイントを使うので、ばらすのが簡単。

 木材と単管パイプで迷いましたが、家の外壁メンテナンスのときに自転車置き場をばらしやすい単管パイプを使うことにしました。

 

費用

 既製品と比べても、それほど高くはないと思います。木材で作っていれば、もう少し安く済んだかもしれません。地面整備費用を含んでいます。

項目 価格 備考 
超硬い 固まる防草砂(15kg)20袋 20000円  雨で地面がぬかるまないように!! 
左官ごてセット 1000円

固まる防草砂を押し固めるのに使用

単管パイプ(3m)(10本) 25000円  軽トラで運搬
単管用クランク(26個) 10000円  多少増減あり
単管カッター 3000円 柄が長くて、小さな力でカットできる 
羽子板付コンクリート束石(8個) 8000円 足元を重くして安定させる
屋根枠用木材 2000円  適当
ポリカ波板(6尺)(10枚) 8000円  一般的なもの
ポリカ波板ビス(100本入り)  2000円  波板固定用ビス
合計 79000円  

 

 「地面は格好良く石畳に~!!」と思ってはみたが、石畳の価格が想像以上だったためボツっ!!

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地面のぬかるみ対策

 自転車置き場設置場所の地面は土でした。雨が降るとぬかるんでしまい、靴が汚れてしまいます。そこでアイリスオーヤマの固まる防草砂で固めてしまいます。この商品は車が乗っても平気なくらい丈夫らしいです。

 

 まずシャベルで地面を全体的に3cmほど掘り下げます。そして地面を平らに踏み固めます。ここでしっかり平らにしておくと、仕上がりがきれいになります。

 次に防草砂を広げ、左官ごてで押し固めます。防草砂を広げたときに多くの空気を含んでしまうので、左官ごてで押し込み圧縮します。この状態で高さ3cmほどの層を作ります。あとは水をかければ数日で固まります。水をかけることで凝縮が起こり、高さが少し低くなります。それを考慮し、防草砂の層が地面より高くなるようにしておく必要があります。

 

 

骨組み作り

 自転車置き場が風で倒れないように足元を重くします。そのために、束石(羽子板付沓石) で固定します。単管パイプを地面に埋め込む方法もよいと思います。 

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 3mの単管パイプはフリードに乗らないので、ホームセンターで軽トラックを借りて家まで運びました。クランクなども一緒にホームセンターで購入しました。

 専用のパイプカッターを使えば単管パイプは簡単に切断できます。店舗でカットしてもらうことはできますが、長さの微調整を現場で行うこともあります。1000円~3000円ぐらいなので購入しました。 

 

 地面が微妙に平らではなかったりするので、クランクを微調整しながら組み立てていきます。

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屋根作り

 木材で枠を作り、専用ビスでポリカ波板を張り付けていきます。ポリカ波板の長さ調節ですが、カッターを使うときれいに切断できるようですが、ポリカ波板は固く一筋縄ではいきません。多少切断面が汚くなりますが大きな剪定バサミで切断しました。大きな剪定バサミであれば、あまり力をかけずに切断することができます。 

 すきまから雨が入り込まないように2山程度ポリカ波板を重ねてビス止めしていけば屋根は完成です。

 骨組みへの固定はクランクを使っているので、しっかり固定できますし、外すことも容易です。

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 雨どいを追加!!

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 完成~!! (^^♪

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最後に

 単管パイプを使うことで、いつでもばらすことができる、しっかりとした自転車置き場を作ることができました。もう少し屋根を長くし横からの雨を防げるようにしておけばよかった気もしますが、屋根の位置の調整で対応しようと思います。

 大切な自転車を長持ちさせる自転車置き場、作っていませんか!!

お問い合わせはこちらまで。(avec.vent.de.shonan@gmail.com)

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