富士山のような標高の高い山に登るのは今回が初めて。登山道具は持っていませんし、何を持って行っていいか分かりません。
そこで、登山ガイドや登山経験者の知恵をお借りし必要な道具を揃えました。これからどれくらい登山を行うか分かりませんし、最低限のみ揃えるようにしてみました。
今回の装備であれば、ある程度の状況変化(天候・体調)にも対応できると思います。
- 登山編
- 持ち物一覧
- ザック
- 衣類
- 手袋
- 帽子
- ゲーター・マスク
- カッパ
- 登山靴・登山用靴下
- 着替えセット
- ヘッドライト
- ポール
- サングラス
- 救急セット
- スマホ・デジカメ
- 飲料
- 食糧
- 地図
- 小銭・お金
- その他
- 最後に
登山編
持ち物一覧
今回の富士山登山に持っていった持ち物一覧です。登山ガイドなどに載っているものと同じです。 持ち物の一部は家族に借りましたが、15000円程度の揃えることができました。
- ザック
- 衣類
- 手袋
- 帽子
- ゲーター・マスク
- カッパ
- 登山靴・登山用靴下
- 着替えセット
- ヘッドライト
- ポール
- サングラス
- 救急セット
- スマホ・デジカメ
- 飲料
- 食糧
- 地図
- 小銭・お金
ザック
着替え・飲料その他を背負っていくのに必要。日帰り~1泊であれば30L位ぐらいの大きさで十分です。私は普段山登りしないので、実家からザックを借りました。
登山用ザックと普通のリュックの違いは、登山用ザックはお腹の部分でしっかりと固定する仕組みになっていることです。背中の荷物がぴったりと体にくっつくことで、荷物の負担を軽くします。この快適さを味わってしまうと、登山に普通のリュックでは行けませんね!!
あと、富士山登山中には高山病対策としてちょこちょこ水分を飲みます。そのため、いちいちペットボトルをザックから出すのはすごく手間です。ザックの横側や腹固定部にペットボトルを入れておけるザックがお勧めです。
モンベルのザックだと、15000円ぐらいします。
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衣類
下着 : 速乾性のものが必要です。綿ですと汗を吸い込み乾かず体温を一気に持っていかれます(とても寒い)。スポーツ用品として売っている下着が速乾性で値段も手ごろです。
防寒着 : 軽量ダウン、フリースなど。ウィンドブレーカ―もあると便利。
ズボン : 登山用っぽいズボンを買いました。綿は汗をかいたときに寒くなりそうなのでナイロン系です。ナイロン系ゆえに、ズボンを直接履く(肌に触れる)とベタッとして気持ちよくありません。ズボンの下に裏起毛のタイツを履きました。
・身長160cm Sサイズを購入。長さはぴったりでした。
・タイツとパンツの2重だったので、気温・風による寒さは感じませんでした、
→防風性は十分。
・素材がナイロンなので、雨を弾く。汗を吸わない。
→撥水性は十分。
→汗を吸わず、肌に直接触れると、感触悪い。
→タイツなど必須。(タイツ不要な寒くない山への登山では不適かも。)
・素材がナイロンで、生地の厚さはほどほど。
→耐久性は十分。富士山の礫の道を歩いても破れはしなかった。
・ゆったりしたシルエット
→伸び縮みする素材ではありませんが、ひざ・太もも周りにゆとりあり。
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ユニクロのウルトラ軽量ダウン。高い保温性にもかかわらず、非常に小さく折りたためる。収納用袋付き。
さすがにこの時期のユニクロには売っていませんでした。ヤフオクで送料込み1500円でゲットしました。これを着ていたので富士山登山は暖かくて快適でした。(私は暑がりなので、普段着ることはないと思っています。)
手袋
岩場を登ったりするので手袋は必要です。雨が降っていないのであれば、軍手で十分です。
山の天気は変わりやすいですし、夏の夜でも富士山山頂は寒いですし、まして雨が降っていたら凍える寒さです。雨対策として防水の手袋も用意しておいたほうが良いです。
今回用意したのは下記です。今回の富士山登山では晴れた昼間だったので軍手で十分でしたが、9合目から下記手袋を使ってみました。スキーグローブほど生地は厚手ではありませんが、生地に厚みがあり暖かかったです。撥水性があり水を弾いてくれます。長時間の雨だと水が浸み込むかもしれません。もう少しゴム・ビニールっぽい手袋のほうが防水効果が高そうです。
アマゾンで1400円ぐらい。
帽子
御来光を見る場合、夜寒い時間に登山するので、スキー用の帽子が暖かいかもしれません。
昼まであれば、下記のようにつばの帽子がお勧めです。スナップボタンでつばを固定することができ用途が広がります。顎紐のおかげで、山頂の強風でも帽子が飛ばされずに済みました。夏の富士山登山ではちょうど良かったです。
・通気性はないので、夏はちょっと熱いかもしれない。
・生地の厚さはほどほどなので、冬山では寒いかもしれない。
価格なりの品質(生地・裁縫)かと思いますが、数回の使用で破れたりはしないかと思います。1000円ぐらいなので、買っておいて損はないと思います。
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ゲーター・マスク
スパッツ[ゲーター](靴と足首を覆うカバー)ですが、富士山下山では火山灰交じりの砂利道を通るので、靴に砂利が入らないようにするために必要です。併せて、砂交じりの空気を吸うことになるので、マスクも持っていきました。
スパッツは新調しました。下記ですが、チャック、マジックテープでしっかり固定できます。くつにかける紐(ストラップ)はしっかりしており、すぐに切れたりはしないと思います。素材がナイロンなので、湿気を通さず少し蒸れました。富士山の下山であれば、もう少し短いゲーターでもよかったかもしれません。
1000円ぐらいです。ABCマートでも売ってました。
カッパ
富士山登山中に雨が降ってきても、傘をさすことができませんので、カッパを持っていきます。雨は降らなかったので使うことはありませんでした。
富士山山頂で寒い時にはカッパを着るのもありです。
1000円ぐらい。生地はしっかりしていそう。
登山靴・登山用靴下
富士山登山はジョギングシューズで大丈夫か?大丈夫です。富士登山競争で富士山を登る人はジョギングシューズで走って登っています。では、あなたは普段からジョギングシューズで運動をしているでしょうか?していないのでしたら、登山靴をお勧めします。
富士登山道は岩がごろごろしています。ジョギングシューズのような底の柔らかい靴を履いていると足首に負担をかけます。登山シューズのように底が固く、でもソールが柔らかくて足への負担が少ない靴がお勧めです。
今回の登山用に東京靴流通センターで4000円ほどでトレッキングシューズを買いました。底が固くソールが柔らかく、快適な登山を楽しむことができました。値段が安いものなので、防水通気性のあるゴアテック素材ではありませんが、使い勝手のよい靴だと思います。
併せて、厚めの靴下を履いておくと、足への負担を軽減することができます。
モンベルのトレッキングシューズは性能はよいですが、15000円以上します..。
[モンベル] mont-bell タイオガブーツ Men's 1129323 IKBL (IKBL/26.5)
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着替えセット
帰りに日帰り温泉に寄ることもあると思います。着替えにタオルも持っていきます。これは車に置いておきました。
ヘッドライト
岩場を登ったり、ポールを持つため、手持ちの懐中電灯は使い勝手が悪いです。このヘッドライトを頭につけ、その上につば付き帽子をかぶりました。
昔は豆電球でしたが、今はLEDですね。今回の登山用にジェントスのLEDライトを買いました。夜中2:30登頂開始しましたが、足元をしっかり照らしてくれました。
・明るさ・範囲 : とくに困る事無し。十分な明るさ、ほどよい照射範囲
・角度調整 : 足元から、行先まで角度調整が可能。
・重さ : 気にならない重さ。単3電池一本で8時間持つらしい!!
・価格 : 文句なし。安い。
・耐久性: 壊れるような構造にもなっていないと思う。
アマゾンで1000円ぐらい。安い。
ジェントス リゲルヘッドライト 【明るさ45ルーメン/実用点灯8時間】 GTR-931H
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- メディア: スポーツ用品
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ポール
実家から借りました。あれば便利です。登りよりも下りで使うと便利です。
サングラス
あれば便利。なくてもそんなに困らなかった。
救急セット
絆創膏など最低限。
スマホ・デジカメ
スマホがあればデジタルカメラは不要!?
飲料
今回は2L持っていきました。(ペットボトル500mlx4) 実際に飲んだのは2本でした。山小屋にはペットボトル500mlが300円~500円で売っています。最低限だけ持っていき、必要になったら山小屋で買うのもありです。
追記
2018年は暑かったので、5本必要でした。
食糧
行動食(カロリーメイトみたいなもの3箱程)を買っていきました。ちょこちょこ食べているうちに全部食べてしまいました。午前9時以降は山小屋で食事できますし、お菓子など山小屋で売っているので適当に。
地図
事前にルートは頭に入れておきましょう。地図を印刷しておくと便利です。昼間であれば周りに人もいるでしょうし、それほど迷うことはないと思います。
小銭・お金
富士山5五目より上ではトイレは有料(1回200円)です。小銭として100円玉で1,600円程用意しておくとよいです。ただ、今回は五合目でトイレに寄った後、戻ってくるまでの13時間ほどトイレに寄らずに済みました。
他に緊急用に山小屋泊8000円、入山料1000円、温泉・食事などのお金を用意しておきました。
その他
追記
フォームクッション
五合目で数時間待機するとき、硬い床に座っているとお尻が痛い。モンベルのフォームクッションはコンパクトで値段手頃(700円)で良かったです。
最後に
登山は自然が相手です。天気が良ければ荷物はほとんど必要ありませんが、天気が悪くなれば様々なものが必要になります。自分の体力・天気を過信せず、様々な状況に対できる装備で登山を楽しんでください!!
めったに山登りしないのであれば、レンタルの方が安上がり!!
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