ロードバイクでそれなりの距離が走れるようになり、ゆっくりながらヒルクライムを楽しめるようになってきました。これからは"速く"走れるようになっていきたい。
トレーニングを続けることで少しずつ走力は付いていきますが、どれだけ変化したか目に見える指標が欲しい。そこで走行中のパワーを表示してくれるパイオニアのペダリングモニター SGY-PM910Z を導入することにしました。
時間や天気を気にせず、家で固定ローラー(ZWIFT)する機会が増えました!!
パワーメーター(ペダリングモニター)
パワーメーターはいくつかのメーカーから発売されています。中華製以外はどのパワーメーターもかなり高いです。
メーカー | パイオニア | シマノ | Stages Cycling | 4iiii |
XCADEY (中華製) |
ガーミン | Power Tap |
型番 | SGY-PM910Z | FC-R9100-P | ? | PRECISION 2.0 3D | ? | VECTOR 3S | SHIMANO G3 |
取り付け場所 | クランク | クランク | クランク | クランク | クランク | ペダル | ハブ |
値段 |
140000円(両側) 80000円(片側) (クランク別) |
155000円(両側)(DURA-ACE クランク込) |
65000円 (片側) |
45000円 (片側) |
30000円 (片側) |
65000円 (片側) |
55000円 (1つ) |
パワーメーターを取り付ける場所はいくつかあります。
- ハブ型 : 普段ホイールを替えないのであれば使い勝手は悪くない?現在使っているFULCRUM RACING3への取り付けがよくわからずパス。
- ペダル型 : 普段ペダルを変えたりしないので使い勝手は良さそう。ガーミンのは対応クリートがLOOKだが問題ないか。走行中カーブでペダルをぶつけて壊すことは、、、そんな走りはしない。アマゾン口コミでは、接続&電池周りが弱い?気になる。
- クランク型 : 特に大きな問題はなさそう。複数台自転車を持っている場合、クランクごと交換が必要。
⇒自転車は一台しか持っていませんし、特に大きな問題がなさそうなクランク型に決めました。
⇒パワーメーターは値段が高いので、長く使っていきたい。耐久性・防水性にすぐれたものにしたい。故障したときのサポート(修理)も欲しい。となると、パイオニアかシマノか。
⇒DURA-ACEクランク込みを考えるとシマノは安い。パイオニアは2018夏キャンペーンでセンサー両側+サイコン(SGX-CA500)で150000円。かなり高いですが、周りの人も使っているパイオニアのパワーメーターに決めました。
パイオニアのパワーメーターですが、シマノクランク以外にも、Campagnolo POTENZA パワートルク11、cannondale HGSISL2/HGSIに対応しているようです。
パイオニアパワーメーター
パイオニアのパワーメーターを購入するには、取り扱い店にクランクを持ち込むことになります。
うちの近所では藤沢の「ちばサイクル」さんがパイオニア パワーメーターを扱っていました。こちらの店はトレックを扱う店ですが、修理やパーツなどはトレックに限らず対応しています。店員さんの人柄がとてもよく、気持ちがよい店です。
パイオニアのパワーメータはシマノ 105にも取り付けられますが、うちの5800系は左クランクのみ対応。これからパワーメーターもクランクも長く使っていくことを考え、Ultegra R8000のクランク+フロントディレーラーを購入。シフトワイヤー交換、工賃など合計180,000円ほどかかりました。いま乗っている FELT F75 より高いっす。 (^^♪
ペダリングモニター インプレッション
ペダルを少しこぎ始めるとセンサーが起動します。サイコンSGX-CA500は起動にけっこう時間がかかりました。
クランクのペダリングモニターからペダリング時の力ベクトル情報をパイオニアサイコンに送り、パイオニアサイコンからガーミンサイコンにパワー情報を送っています。
パイオニアサイコンですが、走行中にオートスタート、オートストップを繰り返すことがありました。壊れていなければよいですが。
パイオニアのペダリングモニターシステムは左右独立したパワーや、ペダリングの回転角度30°毎に12カ所で「力の大きさ」と「力の方向」の計測・表示を可能です。(他社のパワーモニターはパワーの表示。力のかかっている方向などは分からない。) これにより、ペダルの位置ごとに無駄な力がかかっていないか視覚的に判断することができるようになります。
三浦半島を走ったときですが、ペダルが6時以降は力がかかっていなかったのでまあまあかと。ペダルが1時のときにはあまり力がかかっていないのでペダリングを改善していきたいです。
クランク左右にパワーセンサーがあると、左右の力バランスも分かります。ほぼほぼ左右均等に力がかかっているようでした。パワーメーターは高価ですし、左右のどちらかだけあれば十分かもしれません。
ZWIFTですが、パワーメーター無しで走っていたときは、パワー値の表示がいまいち安定しませんでした。そのため、走っていても面白くなく、ZWIFTを続けることができませんでした。
パワーメーターを使い始めてからは、パワー表示がしっかりされるようになりました。ZWIFTのトレーニングメニュー(FTP BOOSTER)を楽しくことができています。
最後に
パワーメーターは高い買い物ですが、ロードバイクに乗る機会が多い人は、買っても損はないと思いますよ!!