2016年リオオリンピックは終わってしまいましたが、ずっと心に引っかかっていたものがあります。それはブラジル料理シュラスコ。クシに刺さった肉をテーブルで豪快に削いでサーブする独特のスタイル。
オリンピック開催中からずっと食べたいと思っていたシュラスコですが、10月の連休に横浜中華街にあるブラジル料理レストラン「トラヴェソグリル(travesso grill)」で食べました!! 肉でお腹いっぱいです。しばらく肉は見たくありません!!
シュラスコが食べられるお店
リオオリンピックの中継の中で何度もでてきたシュラスコ。シュラスコは鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって焼いた料理。ブラジル料理店で扱っています。
シュラスコが食べられるところを探したところ、茅ケ崎市(湘南)近くでは4店舗が見つかりました。
- エル フエゴ グリル エノシマ (EL FUEGO GRILL Enoshima)
- ブラジリアンフード リガール(ligar)
- トラヴェソグリル (travesso grill)
- リオグランデグリル 横浜ベイクォーター (RIO GRANDE GRILL)
EL FUEGO GRILL Enoshima (エル フエゴ グリル エノシマ)
江ノ電、小田急線の江の島駅から徒歩15分ほどのところにあるレストラン。地中海ビュッフェに加え、シュラスコも食べることができます。ディナーはビュッフェ+シュラスコが食べ放題になったコース料理があります。ランチはビュッフェ食べ放題にシュラスコ単品を加えるコース料理となります。
今回はシュラスコがたくさん食べたかったのと、合わせてブラジル料理を食べたかったので、こちらの店は今度行くことにしました。
ブラジリアンフード リガール(ligar)
平塚駅北口の商店街にある小さなブラジル料理の店。店内にカウンター席が5席ほどあり店内で食事することができますが、テイクアウトも可能です。ブラジル家庭料理なども扱っているようで、ブラジル人らしきお客さんも来ていました。
お店は小さく、肩を寄せ合って仲間と飲み食いするのは良さそうです。一方、家族連れはテイクアウトでファーストフード感覚で気軽に食べる方が向いている気がします。
シュラスコも1本単位の販売のようで、肉の塊から削ぎ落して食べるものではありません。ということで、こちらも今回はパス。
トラヴェソグリル (travesso grill)
横浜中華街の関帝廟の一角にあるブラジル料理のお店。ランチは土日に営業しています。料理は豆料理・サラダ・デザートのビュッフェコース、左記にシュラスコを加えたシュラスココースがあります。
ビュッフェの料理は、多国籍料理7 : ブラジル料理3ぐらいの割合でしょうか。料理数はほどほどではありますが、ブラジル料理だけを選んでもお腹いっぱいになりました。(シュラスコも食べますしね。)
子供料金が15~13歳、12~4歳と別れています。(中学生であっても、)12歳であればシュラスココースが1100円と安い!!家族連れにはありがたい料金体系です!!ということで、今回はこちらのレストランで食べることにしました。
リオグランデグリル 横浜ベイクォーター (RIO GRANDE GRILL)
横浜ベイクォーターにあるシュラスコが食べられるレストラン。港みらいを眺めながら食事を楽しめるお洒落な店舗です。シュラスコが食べられるランチメニューはちょっとお高めということで、今回はこちらもパス。
トラヴェソグリル (travesso grill)
チャイナスクウェア
休日となれば大混雑となる中華街。中華街パーキングから関帝廟・横浜中華街善隣門を目指してすすみます。途中、胡麻団子の香ばしい香りに誘惑されつつも、チャイナスクウェアに近づくと、頭上にブラジルの国旗の看板が見えてきます。明らかに違和感満載!!
travesso grillはチャイナスクウェアの一番奥のエレベーターを6Fに上がります。1F, 2Fにダイソーが入っているので、それが目印です。
ランチ営業は11:30~です。入場は予約有線となります。Webから簡単に予約できますので、時間に余裕があるのであれば、予約していくことをお勧めします。200名近くのキャパのある店なので、よほどのことがなければ満席ということはないかもしれません。
ブラジリアンビュッフェ
ビュッフェの料理はこちら!!豆料理・サラダ、デザートなどいろいろあります。料理の種類は滅茶苦茶たくさんあるわけではありませんが、十分に楽しめる種類はありました。多国籍料理7: ブラジル料理3 ぐらいの割合だと思いますが、ブラジル料理がいろいろあります。ブラジル料理中心に食べましたが、初めての味に出会えました。料理の名前は聞きなれないものばかりで忘れました!!
シュラスコ
テーブルには表裏が緑と赤のコースターのようなものがあります。赤だとお腹いっぱいを表し、シュラスコのサーブを止めてくれます。緑だとシュラスコの串を持ったウェイターが次々と回ってきてくれます。まあ、口頭でウェイターに伝えても構わないそうです。
本場ブラジルのシュラスコではピッカーニャというイチボの部位が人気とのこと。美味しく何度もいただきました。また、コンビーフのような歯触りのコブの部分のコブ肉も美味しかったです。(和牛にはコブはないので珍しい部位。)
そのほかのシュラスコも次々と回ってきますが、途中でお腹いっぱいになってしまうので、狙っている部位があるのであれば、早めに食べた方が吉です。
シュラスコは肉の塊をそぎ落として食べます。基本的には中の方は赤みになります。赤み肉が苦手な人は、カット時にウェイターにそのことを伝えるとよいと思います。焼けている部分を優先してくれます。
シュラスコの焼けている部分が削り終わると、しばし焼きタイムに入ります。部位に拘らなければ待ち時間無しですが、選り好みがあると焼き待ち時間が発生します。最後の肉としてイチボをお願いしたら、10分ほどかかりました。
シュラスコでは肉以外にパイナップルがあります。パイナップルを焼くことで水分が飛び甘さが際立ちます。パイナップルの酸味が肉のうまさを引き立てます。
豆料理・揚げバナナ
ブラジルの豆料理、揚げバナナなどなど。それほど癖のない味でした。日本向けにアレンジしているのかな? 小豆が入っているので甘いかと思ったら、そんなことはありませんでした。
関帝廟と国慶節
週末の中華街は観光客でいっぱい。関帝廟も賑やかでした。そのとなりの横浜中華学院の校庭では、中華民国の建国記念日の国慶節ということでイベントが行われていました。
写真は関帝廟。
中国獅子舞を披露していました。
横浜中華街善隣門から「travesso grill」はすぐです。
横浜中華街パーキング
中華街の山下公園側にある大きな駐車場。横浜公園の横を通り、日本大通り入り口の交差点を曲がると、駐車場の入り口にでます。料金は休日350円/30分。この日は2100円かかりました。 3時間近く停めていると、こんなものかな。帰るときには満車になっていました。多少離れてもいいなら、中華街の周りには駐車場はたくさんあります。
最後に
シュラスコを食べたことで、リオオリンピックの心残りがなくなりました。これで東京オリンピックに向けて心を切り替えることができます!!(何かするわけではありませんが。)
日本の焼き肉は美味しいですが、たまにはブラジル料理とシュラスコもよいですよ。お値段も手ごろで家族連れにも最適です!!