オリジナルステッカーを作りたい!!普段使いの小物からホームインテリア、車、バイクまで自分色に染めたい!!カッティングシートを使えば好みのステッカーを作ることができます。カッティングプリンター(ブラザー ScanNCut CM300 CMZ0102)を使えば、細い線も思いのままです!!
今回は湘南Tサイトにある"湘南ラウンジ-FabSpace"でカッティングプリンターをお借りし、お気に入りキャラのステッカーを作りました!!
ミクさんです。
カッティングシート
ステッカーを作るときに便利なのがカッティングシートです。薄さ2mm程度のシールになっており、下絵を元に、デザインナイフで切り抜いてステッカーを作ります。
カッティングシートはホームセンターでロール状で売っていたりします。今回はちょっとステッカーを作りたいだけですので、バラのカッティングシート1枚(22cm X 30cm シルバー)を280円(+送料200円)で購入しました。うちの近所にはカッティングシートをバラで売っている店を見つけられなかったので、楽天ショップで購入しました。
カッティングサービス
神奈川県藤沢市の湘南モールフィル(ミスターマックス)の東海道線側向かいには、お洒落なショップが集まった湘南Tサイトがあります。蔦屋書店(ツタヤ書店)をメインに、アップル専門店、スタバ、レストランなど30店舗以上集まっています。
その中でも今回お世話になるのは、"湘南ラウンジ-FabSpace"さんです。こちらではクラフト作成に使用する機材をお借りすることができます。用意されている機材は、3Dプリンター、レーザーカッター、UVカッター、カッティングプリンターなどがあります。
機材利用は午後(13:00ぐらい?)からだったと思います。
使用料
3Dプリンターの使用料は10分500円ぐらいだったと思います。ある程度の大きさのものを作ると1時間はかかるとのことで、だいだい3000円以上必要となるようです。そもそも3Dデータを作る方が手間もお金もかかりそうですが。
ステッカー切り抜きで使うカッティングプリンターは1回1500円(税抜き)です。30cm x 30cmまでのカッティングシートに対応しています。どれだけ切り出すかで時間はかわりますが、小さなキャラを15体ほど切り出すのに約15分かかりました。デザインナイフで自分で切り出すと手間も時間もかかるので、リーズナブルな料金だと思います。
カッティングプリンター自体は50000円ほどで購入可能です。たくさんカッティングを行うのであれば、購入するのもアリかと思います。
デザインデータ
お借りするのであくまでカッティングプリンターですので、カットするためのデータは基本的に自分で用意する必要があります。(デザインデータ作成も有料でやってくれます。)
店員に伺ったところ、多くの人はイラストレータのデータを持ち込み、お店にてブラザー スキャンカット用のデータに変換するそうです。
ただ、ブラザー スキャンカット用のデータ変換は下記Webサイトにて自分で行うことができます。このサイトでは写真・画像データからベクターデータ抽出することができます。イラストレータを持っていない人は、このサイトを利用し、必要なデータを作ることができます。
著作権
機材の使用にあたり著作権に問題がないか同意書へのサインを求められます。デザインはオリジナルか著作権に問題が無いものに限られます。
今回のステッカーのデザインは初音ミクです。初音ミク(ボーカロイド)の著作権については、音声合成ソフトウェア「初音ミク」の販売元であるクリプトン・フューチャー・メディアが運営しているpiaproのサイトにまとめられています。
カッティング作業
店員にデータを渡したあとは、店員がカッティングプリンタの操作を行います。店舗には白と黒のカッティングシートが用意されており、これを購入して使うことができます。今回はシルバーのステッカーにしたかったので、事前に購入して持っていきました。
マットの上にカッティングシートを載せていました。
インクジェットプリンターのインクカートリッジが左右に動くように、カッティングプリンターのカッターが左右に動きます。さらにマットが前後に動くことで、カットを行います。
カッティング対象の複雑さ次第とは思いますが、5cm角のイラストで1分ぐらい、15体で15分ぐらいかかりました。スタバでお茶して待っています。
貼りつけ作業
カッティングが終わったら、自宅に戻り、デザインカッターで不要部分を剥がします。線が微妙に切れていないことがあるので、デザインカッターを使って切りとります。細かな作業ですので、専用のデザインカッターがあると便利です。OLFAのアートナイフはamazonで300円ぐらいです。
ブラザーScanNCut CM300 CMZ0102ですと、0.5mm~1mmぐらいの形はカットできていました。それ以下だとうまく切れていないことがありました。まあ、目で見ても気がつかないような小さな部分ではありますが。
ステッカーを台紙から剥がして、そのまま張り付けることもできます。ただ、細い線が多いと、歪んでしまいうまく貼れません。きれいに張るには、マスキングテープを使います。
ステッカーの上からマスキングテープを貼ります。
次に台紙を剥がします。ステッカーがマスキングテープ側に貼りついています。
マスキングテープは100円均一の適当なものです。小さなロゴであれば、100円均一のマスキングテープで問題ないと思います。
大きな文字・ロゴなどは幅広のマスキングテープのほうが作業は楽です。幅50mmのマスキングテープは800円ぐらいです。
最後に、マスキングテープごと張り付けたい場所に押し付けます。マスキングテープよりカッティングシートの粘着力が強いため、マスキングテープだけを剥がすことができます。
きれいに張りつけられました。
最後に
デザインカッターで切り出すことが難しい小さく複雑なデザインでしたが、カッティングプリンターを使うことできれいなステッカーが完成しました!!カッティングプリンターの使用料は、30cm X 30cmであればいくつデザインが入っていても1回1500円(税抜き)とリーズナブルです!!
ステッカー(カッティングプリンター)に興味がある人はお試しあれ!!