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ポリカーボネイトで二重窓!!結露・室温低下を防ぎます!! - DIY

 12月に入り、朝・夜の冷え込みが厳しくなってきました。そろそろ暖房を使い始める家庭も多いのではないでしょうか。

 冬になると、室内と室外の温度差が大きくなり、窓が結露していました(複層ガラス窓なのに...)。毎朝、窓の冷たい水滴をタオルでとるのが大変でした。また、リビングは掃き出し窓になっていますが、この掃き出し窓から伝わる冷気で、朝方になると部屋が冷え冷えとして困っていました。

 これら問題を解決すべく導入したポリカーボネイト2重窓の作成(DIY)について紹介します。

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 ポリカーボネイトの窓パネルが付いていること、分かりますか??

 

 

ポリカーボネート、ツインカーボ

 ポリカーボネートは熱可塑性プラスチックの一種です。二重窓の材料としてDIYではよく使われます。透明性・軽量・強度があり、価格も安いです。

 今回 2重窓として使用したポリカーボネートは、"ツインカーボ"という商品名でホームセンターに売られています。180cm x 90cm の大きさで3000円程度です。うちのリビングの窓は4枚のパネルが必要だったため、12000円程度かかりました。

 パネルは内部が格子状になっています。そのため、正面から見ると透明度が高いのですが、斜めから見ると透明度が下がります。

 

窓パネル

 ポリカーボネートは硬いです。ハサミやカッターで切るのは難しいです(非常に疲れます)。そのため、ホームセンターで購入するときに、その場で大きさを指定してカットしてもらうことをお勧めします。湘南モールフィルに入っているロイヤルホームセンターではポリカーボネートのカットサービスは行っていません。平塚のユニディでポリカーボネートのカットサービスを行っていますので、私はこちらで購入・カットを行いました。

 カットした際にでる切りカスがポリカーボネート内に少し入ってしまいますが、窓パネルとして使っているうちに床側に落ちていくだろうと考え、気にしないことにします。

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窓パネル補強

 ポリカーボネートは加工するには硬いのですが、リビングの掃き出し窓として使う場合にはたわみが気になります。そのため、私はアルミのレール(チャンネル)を使って窓パネルの補強を行っています。(プラスチックの枠もありますが、補強という観点ではプラスチックでは強度が足りないです。) 窓枠もアルミレールを使うことで、窓パネルの開閉がスムーズになります。

 アルミチャンネルですが、楽天市場のe-kanamonoにて購入可能です。4mで500円程度です。窓パネル4辺を覆う長さを購入し、ついでにカットしてもらいました。 

 

  窓パネルの枠の角です。窓パネルを開閉するときに引っかかりをなくすために、上辺下辺(底辺)を長くしておきます。端っこなんて普段見たりしないので、隙間があっても気にしない!! 

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 アルミチャンネル内寸は4.5mmです。ツインカーボの厚さは4.5mmのものを使います。窓パネルの恥から少しずつアルミチャンネルをはめていきます。ただ、このままでは窓パネルの開閉をしているうちに、アルミチャンネルが外れてしまいます。ラジオペンチなどでアルミチャンネルを少し締め付けます。締め付けるときは当て布などを使い、アルミチャンネルにラジオペンチの跡が付かないように気を付けます。(とはいえ、締め付けられると跡はつくので、細かいことは気にしないことにしました。)

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窓枠

 窓枠にはアルミレールを使います。こちらも先ほど同じ楽天市場のe-kanamonoで購入できます。

 下記アルミレールはレールの内寸が7mm(or7.3mm)あります。窓パネルの厚さが6.5mm(4.5mm+1mm+1mm)なので、ちょうど良いと思います。それと上側・横側のレールは深さが9mm下側のレールは深さが4mmとしました。窓パネルを窓レールに取り付けるときは、上側をはめて、次に下側をはめるようにします。

 下側のレールはベランダにでるときに踏みつけますが、高さがこのぐらいなら気にならない(多少痛い程度)です。

 

3640mm 750円

3640mm 550円

 

窓枠取り付け

 アルミレールの取り付けですが、最初は両面テープを使っていましたが、壁紙への接着力が弱く、ねじ止めすることにしました。ドリルで下穴をあけ、ドライバーでネジを絞めます。上側はたわまない程度に数か所、横側も数か所、下側は力がかからないので両面テープで固定しています。 

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 窓枠の大きさについては、きっちりである必要はありません。この程度の隙間であれば、冷気が漏れたりはしないです。

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 下側。ベランダからアンテナケーブルを通すために、隙間を用意しました。決して寸法を間違ったわけではないです!! 必死 (>_<)

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 外窓と窓パネルには手のひらが入るだけの隙間を作りました。外窓の鍵をかけるときに窓パネルが邪魔になりません。(ここ重要!!)

 ここでも外窓のクレセントが長いと窓パネルに干渉します。そのときは、短いクレセントに交換します。

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最後に

 多少窓が開けにくくなりますが、(若干の隙間はあれども、) 外窓と窓パネルの間の空気層のおかげで、朝方でもリビングが冷え切っていることがなくなりました!!

 結露防止・寒さ対策・防音にも効果があるポリカーボネイトの窓パネルは導入の価値有りです!! DIYということで、窓枠の大きさ測定、材料の寸法計算、注文、取り付けとやることは多いです。しかし、リビングの掃き出し窓のような大きな窓でも2万円しないぐらいで作ることができます。

 寒いリビングで我慢するぐらいであれば、思い切って2重窓にしてみませんか!!

 

 

お問い合わせはこちらまで。(avec.vent.de.shonan@gmail.com)

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