先日は本機(TransBook T90CHI)で動画の編集作業やエンコードを試してみました。が、処理能力的に本機では厳しいそうなので、デスクトップパソコンへのリモートデスクトップで動画編集できるか試してみたいと思います。
まずは、windows10でのリモートデスクトップの方法について紹介ます。
リモートデスクトップとは
離れた場所にあるパソコンを、windowsパソコン・スマホなどから操作するための機能です。windowsパソコン・スマホの画面に離れた場所にあるパソコンで画面を表示させます。その画面を見ながら、マウスなどで指示を送ります。アプリの実行・データ処理は離れた場所にあるパソコンで行います。
リモートデスクトップには下記の利点があります。
- 遠隔地から家にあるパソコンを操作できる
- 操作するクライアント(windowsパソコン・スマホ)は高性能でなくてよい
通勤途中に、処理性能が低い本機で、ビデオ編集をするには、リモートデスクトップを活用すればよいことが分かります。
リモートデスクトップの準備 (サーバー)
サーバー(家に置いておいて実際にデータ処理するパソコン)はwindows10 pro以上である必要があります。(windows10 homeではサーバーとして機能できない。)
※特殊な方法を使うと、windows10 homeでもサーバーにできると他の方のブログにありました。私は試していないです。
windows10 proがインストールされたパソコンでリモートデスクトップ機能を有効にするには、下記のいずれかを行います。
- デスクトップ左下のwindowsアイコンを右クリックし、"システム"を選択
- ”PC”と名前のついているアイコンを右クリックし、プロパティを開く
- コントロールパネルから"システムとセキュリティ"と選択。さらに" システム"を選択
システムのプロパティが開いたら、画面左にあるリモートの設定をクリック。
次に、リモートのタブにある"リモートデスクトップ"にて下記にチェックします。
- このコンピューターへのリモート接続を許可する
- ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピューターからのみ接続を許可する
さらに、ユーザーの選択をクリックし、リモートデスクトップでログインするアカウントを加えます。(管理者administrator権限を持つアカウントであれば、手動での追加は不要みたいです。)
リモートデスクトップの準備 (クライアント)
外出先から操作するほうのクライアントは本機(windows10)でも、スマホ(iphone, android)でも可です。ここでは本機での話を進めます。
下記のいずれかを選択します。
- windowsアイコン > すべてのアプリ > リモートデスクトップ
- windowsアイコン > すべてのアプリ > windowsアクセサリ > リモートデスクトップ接続
上記画面がでてきたら、一番下にある空欄に接続先であるコンピューター名を入力します。(ストアアプリかデスクトップアプリかで画面が違います。)
次にユーザー名とパスワードを入れるのですが、”お使いの資格情報は機能しませんでした"と表示され、ログインできないかもしれません。クライアントとしてwindowsを使っている場合、上記画像のように、ユーザー名には、"コンピューター名""円マーク""ユーザー名"を入力すればログインすることができます。(本来別の方法をとるべきなのかもしれませんが、私にはこれ以上分からないです。)(andoriodやiosからはコンピューター名はいらず、ユーザー名のみでログインできます。)
最後に
無事に本機からデスクトップパソコンにリモートデスクトップ接続ができました。リモートデスクトップ接続で、video studioを少し動かしてみました。これからリモートデスクトップで動画編集できそうか確認していきます。
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