私がモバイルに求められるものは小型、軽量、スタミナ。本機はそれらを兼ね備えています。ショルダーバッグにすっぽり入るので、自転車で出かけるときも持ち運びに困りません。ただ、本機はSimソケットがなく、そのままでは通信ができません。そこでxperia z3 compactのテザリングを使っています。
ASUS TransBook T90CHI-32G モバイルスペック
項目 | 本体 | キーボード |
重さ | 400g | 350g |
駆動時間 | 約9.9時間 | 380時間 |
充電時間 | 約4.4時間 | 約4.3時間 |
サイズ | 241mm×137mm×7.5mm | 241mm×137mm×9mm |
ディスプレイ | 8.9インチ | - |
解像度 | 1280x800 | - |
外出先や通勤電車で文章作成を行いますが、ぜんぜんバッテリは減らないです。一日当たり3時間程度使うことが多いですが、充電は3~4日で間に合っています。ほぼスペックにある駆動時間の通りの実力です。一方、充電についてはスペックにある時間だと80~90%程度までの充電に留まります。就寝中に充電を行うので、困ることはないのですが。
キーボードと本体はブルートゥース接続です。文字入力で一瞬のもたつきを感じますが、許容範囲でしょう。キーボードは本体と同じようにMicroUSB端子を持っており、この端子から充電を行います。ときどき本体とキーボードのMicroUSB端子を間違えるので、明るいところで充電するようにしています。
本機は画面解像度が1280x800と高く、ウィンドウ操作を指で行おうとしてもミスすることが多いです。せっかくブルートゥースがあるので、私はelecomの小ぶりなマウスを使用しています。
ELECOM Bluetoothマウス IRセンサー 3ボタン 省電力 3ボタン レッド M-BT12BRRD
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テザリング
本機には無線LANはありますが、Simソケットがありません。文章入力だけであればネットワークに接続している必要はありませんが、文章作成中に情報収集も行うので、ネットワーク接続していないと効率が下がります。通信可能なデバイスとして、スマホ - xperia z3 compact(docomo製)を持っています。現在は docomo simではなく、IIJ sim(格安sim)を使っています。そのため、本来はテザリングを使うことはできません。
テザリングする方法はないものかとgoogleで検索していたところ、設定方法を見つけることができました。手順の概要は以下です。
- USBデバッグモードでPCとスマホを接続
- "whatsnew-disable.zip"を解凍したフォルダでコマンドプロンプトを開く
- "adb shell", "settings put global tether_dun_required 0", "exit"を実行
スマホをroot化する必要もないので、root化に伴うセキュリティリスクを回避することができます。(テザリングに適切な設定を行わないと、テザリング自体がセキュリティホールになる可能性はあります。)
テザリングのための手順詳細は下記を参照ください。
持ち運び
本機は小型ではありますが、スマホと比べると明らかに大きく、男性のズボン・ジャケットのポケットには入りません。試しに普段出かける際に背負っているショルダーバックに入れてみたところ、ぴったりでした。本機は厚さが16.5mmありますが、ほとんど気にならないです。一方、重さはキーボード込みで750gあり、大きさの割に重さを感じます。
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