TransBook T90CHI-32Gですが、windows10 update後のストレージの空き容量は7GBぐらいでした。ディスクのクリーンアップを行うことにより空き容量は11GBほどになりました。4GB程度ではありますが、もともとストレージの小さな本機にとっては、効果絶大でした。
では、ディスクのクリーンアップの手順を紹介します。
windows10アプリの容量
コンパネのシステムの"アプリと機能"をクリックすると、インストールされているwindowsアプリが表示されます。ここではアプリごとのディスク容量も分かります。どのアプリも思いのほかファイルサイズが大きいです。
各アプリをクリックすると、"アンインストール"、"移動"のボタンが表示されます。ただ、"移動"は灰色になっており、選択することができません。
ディスクのクリーンアップ
ディスクのクリーンアップを行うと、不要なファイルの削除を行うことができ、ストレージの空き容量を増やすことができます。
ディスクのクリーンアップを行うには、PCを開き、Cドライブのプロパティを開きます。そこにあるディスクのクリーンナップのボタンをクリックします。
さらに“システムファイルのクリーンアップ"をクリックします。
次に、容量の大きな “以前のWindowsのインストール”と“一時Windowsインストールファイル” 選択します。(その他の項目は必要に応じて。) 以前のwindows8に戻せなくなるとメッセージがでます。が、winsows10 インストール前にリカバリUSBを作成しているので、心おきなく削除できます。(リカバリを実行したことないので、ちょっと心配...。)
ディスクのクリーンアップ実行後、ストレージの空き容量が約11GBになりました。ディスクのクリーンアップ前と比較し、50%の空き容量アップです。
マイドキュメントなどの場所の変更 (おまけ)
PCを開くと、下記のフォルダがあります。
- ダウンロード
- デスクトップ
- ドキュメント
- ピクチャ
- ビデオ
プロパティにある移動を選択し、保存場所をMicroSDCardにしておきます。これらのフォルダのファイルは気が付かないうちに増えますので、事前に移動しておけば安心です。
ストレージに使われているEMMCってなんだ?
Asusの仕様によるとEMMCというものがストレージとして使われているようです。 このEMMCはフラッシュメモリの一種ですが、ハンダ付けされており、MicroSDCardのように取り外しできないようです。
本機にはMicroSDCardスロットがついていますが、EMMCの代わりとしてMicroSDCardが使えれば問題ありません。フラッシュメモリの性能は、容量のほかに、アクセススピードがあります。CrystalDiskMarkを使ってアクセススピードを測定してみました。
EMMC アクセススピード測定結果 (BitLockerで暗号化されたEMMC)
MicroSDCard アクセススピード測定結果(BitLockerで暗号化されたMicroSDCard)
本機に実装したMicroSDCardは東芝製 class10対応の高速モデルです。
東芝 microSDXC 64GB 超高速Class10 UHS-I 防水 耐X線 TOSHIBA 海外向パッケージ品
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
EMMCのほうが、MicroSDCardより圧倒的に速いようです。(SSDはさらに高速!!)
この先、windowsアプリをMicroSDCardに保存できるようになるかもしれません。そうすれば、ストレージ不足に悩むことはなくなるでしょう。ただ、アプリの起動に時間がかかるようになるかもしれません。快適性を重視するなら、ストレージ(EMMC)の大きな機種を購入するとよいでしょう。
ブログ内リンク