この夏は北アルプス山麓グランフォンドと乗鞍エコーラインを走りにいく予定です。その準備として、富士山五合目まで走ることにしました。ロードバイクで富士山五合目まで走る場合、吉田口(スバルライン)、富士宮口(スカイライン)、須走口(あざみライン)が有名です。スバルラインは少し前に走りましたので、激坂で有名なあざみラインを選びました。
あざみラインは平均勾配約10% (最大勾配20%超) とかなりキツイ坂でしたが、五合目まで上がることができました!!(当然途中で一休みしました!!)
コース
須走五合目までのコースは「道の駅しばしり」から須走口五合目までの11.3km、標高差1100mとなります。スバルライン(24km)、スカイライン(16km)に比べ距離が短い分、勾配はあざみラインが一番キツイです。常に勾配10%を超えている感覚です。
道の駅 すばしり
こちらで自転車を下ろし、さっそく走りだします。他にもロードバイクであざみラインを目指す人がちらほらいました。建物の後ろには目的地である富士山が見えています。
道の駅からつづら折りが始まるまでのほぼ直線約3kmはウォーミングアップ区間です。こちらがすでに勾配10%前後あります。
つづら折り前半(6km地点)を過ぎると「馬返し」と呼ばれる勾配15%超えが始まります。ときおり勾配20%が牙を剥きます。そこを約2.5kmほど(8.5km地点)がんばったところで小休止。勾配15%のところで休むことになります。道路は(狭くも)広くもないので、バスの通行の邪魔にならないように自転車を端っこに倒しておきます。
勾配15%であれば、フロント34T-リア32Tでゆっくり上がることができまました。さすがに勾配20%となると、無理すれば走れないことはないものの、バスが来ないときはジグザグ走行でした。
最後のつづら折りは勾配が気持ち緩やかになりますが、それでも勾配15%ほど。最後まで気が抜けません。駐車場が見えれば須走口(標高2000m)です。道の駅から五合目まで1時間50分ほどかかりました。
富士山須走口五合目
富士吉田口ほどではありませんが、須走口にはお土産屋や食事処が多く並びます。この日は天気がよく、登山者が多くいました。
こけももソフトクリームは吉田口で食べたので、今回は赤富士サイダー。
ダウンヒル
標高2000mとそこまで標高は高くないので、風が冷たいということはありませんでした。とはいえ、ダウンヒルにはウィンドブレーカーはあったほうがよかったです。30分かからず、道の駅まで戻ります。
下りですが、勾配がキツイおかげで、腕に体重がかかり手が痛くなりました。無理せず途中で休憩し、安全に降りてきました。
なんつッ亭 本店
帰り道に「なんつッ亭」に立ち寄りました。246号線沿いにあるので、ついつい立ち寄ってしまう。
赤マー油ラーメン、辛かったです。次から普通のラーメンにします。
最後に
キツイ勾配のために難易度の高いコースです。スバルラインに比べ圧倒的にバスの交通量は少ないですが、道幅はほどほどなので、ふらふら走ると危険です。
勾配20%の坂をまっすぐ登れるぐらいの脚力があれば、夏でも涼しくトレーニングコースによいかもしれません。(自分には無理!!)