ロードバイクで街中を走っているときはスピードあまり出しませんし、ブラケットを上から握っているのでいつでもブレーキをかけることができます。
一方、スピードを出しているときや長い下り坂では下ハン(ドロップハンドルの下部分)を握りますが、現在のブレーキレバーの位置ではブレーキレバーが遠いのでブレーキが掛けにくい。( ;∀;) とっさにブレーキを掛けられないと危険ですので、ブレーキレバーの調整を行いました。
ブレーキレバーまでの距離が短くなり、簡単にレバーに指を添えることができるようになり、安心して下ハンで走ることができるようになりました!!
ブレーキレバー調整ネジ
上の写真が元々のブレーキレバーの位置です。私は指が長くはないので、下ハンのときは指はレバーまでギリギリ。とっさのブレーキが難しいです。
シマノ 105 5800系STIなどではアーレンキ(六角レンチ)を絞めるだけでブレーキレバーの調整が可能です。
ブラケットのカバーを先端からまくると、ブラケットに穴があり、その奥にネジがあります。このネジをアーレンキーで絞めると、ブレーキレバーの初期位置が変わります。今回はブレーキレバーを近づけたいので、アーレンキーを時計回りに絞めます。
調整後のブレーキレバー
4回転ほど絞めたところ、だいぶブレーキレバーが下ハンに近づきました。これなら下ハンを握っているときでも、すぐにブレーキを掛けられます。
これ以上ネジを絞めてしまうと、ブレーキレバーが近づき過ぎてしまいます。ブレーキをかけたときに、ブレーキレバーとハンドルに指が挟まってしまいます。思い切りブレーキをかけても指が挟まらない程度の調整にしておく必要があります。
ブレーキワイヤーの調整
ブレーキレバーの初期位置を変更した結果、ブレーキのゆとりがなくなり、少しレバーを引いただけでブレーキが効くようになりました。ブレーキを細かく調整するために、ブレーキが効くまでに多少のゆとりが欲しいです。
そこで、ブレーキワイヤー部分のネジをゆるめ、ブレーキワイヤーの張りを調整します。ブラケットを握ったとき、下ハンを握ったとき、それぞれ違和感がないようにブレーキワイヤーを調整します。
最後に
使用している自転車のコンポーネント次第ですが、ブレーキレバーの調整は簡単に行うことができます。安全にかかわることですので、ぜひ自身にあった調整を行ってみてください。
ヒルクライムの帰り道、長い下り坂では下ハンでブレーキをかけ続けますので、ブレーキレバーの位置によって疲労が大きく変わります。体への負担を減らし、サイクリングを楽しいましょう!!