2016年 ゴールデンウィーク初日、ロードバイクで富士スバルライン料金所から富士スバルライン5合目まで上ってきました!! 天気がよく、登山シーズンではないため車が少なく、快適にヒルクライムを楽しむことができました!!
このコースは「Mt.富士ヒルクライム」のコースとなっています。この大会の完走率は99%(平均)と高く、多くの参加者が走り切っているようです。
では、ロードバイク初級者が完走できるものなのか? 普段から脚を鍛えている人、若い人であれば可能かもしれません。が、私には無理でした。ただ、途中で休んだり、最後は自転車を押して上がれば、私でも五合目までいくことはできます!!
Youtube版
大沢駐車場~奥庭駐車場
『あの日、あの場所で』2016年4月 富士スバルライン ヒルクライム
レース(大会)
ロードバイクに乗っていると興味を持つのがレース(大会)。初級者である私はタイムを目指すのではなく雰囲気を楽しみたいと思っています。
関東で初心者向けの大会として興味を持ったのが以下の2つです。
- 霞ケ浦一周サイクリング大会
- Mt.富士ヒルクライム
霞ケ浦一周サイクリング大会
茨城県サイクリング協会_行事案内_行事予定(2016)霞ヶ浦一周サイクリング大会
平らな道(90km)を霞ケ浦にそって一周します。参加費も安く、自転車初心者でも完走できそう。友人と一緒に6月に参加してきます。(4/28申し込み締め切り)
Mt.富士ヒルクライム
富士スバルライン 約23kmを走り、富士スバルライン5合目を目指す大会です。坂の勾配が緩く、完走率は99%(平均)とのこと。6000~8000人とかなりの人数が参加する人気の大会で、ヒルクライム初級者が参加できそうな大会です。
大会参加費は10000円です。ちょっと高めではありますが、大会の規模を考えると妥当なところではないでしょうか。
ただ、ロードバイク初級者の私は完走する自信もなかったので、まずは富士スバルラインを試しに走ってみることにしました。
スタート地点 - 富士北麓駐車場
地図&注意書き : http://www.fujihc.jp/pdf/news/190.pdf
スバルラインの料金所近くには富士北麓公園(約2km)があります。ここは公園利用者のための駐車場ですので、富士ヒルクライムの練習には富士北麓駐車場(約5km)を利用します。東富士五湖道路の富士吉田ICからすぐです。
富士北麓駐車場からスバルライン駐車場までは割ときつい上り坂です。
富士スバルライン
営業時間、交通規制などありますので、事前に調べておきましょう。冬季は朝早く・夜遅くは営業していません。
勾配は平均5.2%、最大7.8%と緩やかであり、自転車初級者にぴったりです。
主なマイルストン
■料金所 (標高1088m)
・一合目下駐車場 (標高1291m) (距離 約3km)
■一合目 (標高1405m)
■二合目 (標高1596m)
・樹海台駐車場 (標高1663m) (距離 約10km)
■三合目 (標高1786m)
・大沢駐車場 (標高2020m) (距離 約17km)
■四合目 (標高2025m)
・奥庭駐車場 (標高2220m) (距離 約21km)
■五合目 (標高2305m) (距離 約23km)
富士スバルライン料金所
ロードバイクの通行料金は200円です。普通車の通行料金は2060円です。
富士北麓駐車場から料金所までと、料金所から一合目下駐車場までは、勾配が比較的きついです。
朝8:00ごろ家を出発し、料金所に着いたのが10:30過ぎでした。
樹海台駐車場
料金所から走り始めて約3kmほどいくと、一合目下駐車場があります。まだ走り始めたばかりで脚が暖まっていないのと、比較的勾配がきついため、まず最初の休憩です。
次は樹海台駐車場まで約7kmです。4kmほど走ったところで、脚がきつくなりはじめ、途中からは1~1.5km走っては小休憩を繰り返しました。
ゴールデンウィークの時期ですと、一合目下駐車場、樹海台駐車場の売店は開いていません。自動販売機もありません。飲料の補給ができるのは大沢駐車場です。大沢駐車場までの給水のペースは考えておく必要があります。
大沢駐車場
ゴールデンウィークでも空いている売店・自動販売機があります。
樹海台駐車場から大沢駐車場まで約7km。1~1.5kmごとに走っては休んで、なんとかここまで来ました。ここまで来てしまえば、残り7kmしかありません。自転車を押して上っても、1時間半もあれば五合目に着きます!!
標高が2000mを越え、周りの山々を眼下に眺めることができます。
2000mを越えてくると、気温が低くなり、風が冷たくなりました。インナーシャツ、パンツは冬用を着ていてよかったです。
下山の時、ウィンドブレーカ―など防寒具が必須です。サイクルジャージは夏用(半袖)を着ていたのですが、薄手のウィンドブレーカでは冷たい風により体が凍えました。
売店ではカップラーメン、唐揚げ、アイスクリームなど売っています。13時近かったので、お昼にしました。
大沢駐車場の自動販売機で飲料の補給ができます。山ではゴミの持ち帰りが基本です。ゴミ箱はありません。トイレの水道も飲料用には使えません。
大沢駐車場(の自販機)で買った商品のゴミは売店で処理してもらえます。自販機でペットボトルを買い、中身を水筒に移します。そして空のペットボトルは売店で処理してもらいます。
富士スバルライン五合目
大沢駐車場から五合目まで7kmは緩やかな坂、少し急な坂の繰り返しです。立ち漕ぎを駆使すれば上りきれたかもしれませんが、無理をせず自転車を押して上りました。少し急な坂では自転車を押す、緩やかになれば自転車に乗る。そんなことを繰り返すこと1時間。14:00ぐらいに五合目に到着しました!!(^^♪
ゴールデンウィーク時期は観光バスで多くの観光客が五合目を訪れます。聞こえてくるのは中国語ばかりでした。
中国から観光に来ている方に写真を撮っていただきました。私は中国語を話すことはできませんので日本語でお願いしましたが、快く引き受けてくれました。まあ、スマホを渡されれば、何をして欲しいかは伝わることでしょう。周りの人も写真撮っていますし!!
スバルライン五合目には、売店・レストラン・お土産屋があります。多くの観光客で賑わっておりました。焼きそばを食べたいと思いましたが、富士山で有名なのは富士宮焼きそばでした。
小御嶽神社
スバルライン五合目は2300m。富士山山頂は3776m。富士山登山する人は写真のような斜面を1500m上るのでしょうか。
湖の形からすると山中湖だろうか。
ダウンヒル
一時間ほど五合目で休んでから下山しました。下山は50分ぐらいでした。ゴールデンウィーク時期はまだ風が冷たいので、防寒準備をしっかりとする必要があります。サイクルジャージ(上着)が夏用(半袖)ということもあり、薄手のウィンドブレーカ―程度では体が凍えました。
上りと違い、下りはスピードがでます。富士スバルラインの道路は、路肩近くはヒビが入っている箇所が多いですし、あちこち小さな段差・陥没があります。膝のうまくクッションとして使い、気をつけながら降りていく必要があります。無理をせず、途中途中で休憩しながら下りてきました。
最後に
富士スバルライン料金所出発から五合目到着まで3時間半。Mt.富士ヒルクライムの制限時間の3時間15分には間に合っておりません。そもそも大沢駐車場以降は自転車を押して上ったりしています。そろそろ40歳代、普段運動していない私にとって、Mt.富士ヒルクライムは無理というのが結論です。
当日は他にも多くの自転車乗りが五合目に来ておりました。みなさんはペダルを漕いで上りきったとのことでしたが。現時点ではまた上りたいとは思いませんが、年齢による体力・筋力低下よりも、サイクリングにより肉体強化が上回るようでしたら、リベンジしたいと思います。
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富士スバルラインヒルクライムに挑戦される方は、しっかりと準備をし、無理をせず、楽しんでいただけたたらと思います。
参考 - 過去サイクリング情報
コース | 結果 | 状況 |
茅ケ崎~箱根湯本往復(70km) | ◎ | 余裕 |
三浦半島一周(100km) | ◎ | 余裕(三崎港は寄らず) |
房総半島サイクリング(120km) | ○ | 折り畳み自転車で10時間。 |
湘南平(1.6km)(標高差140m) | △ | パンダ坂で休憩あり。 |
ヤビツ峠(12km)(標高差660m) | × | 蓑毛バス停前で自転車を押して上る。 |
富士スバルライン(23km)(標高差1300m) | × | 途中から自転車を押して上る。 |
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